ブログでリライトのコツ【順位が下がるケース例】

 

ブログのリライトは、過去に投稿した記事の修正や更新を行なうことですね。

リライトすることで、今以上に順位の上昇や収益化を目指します。

当ブログで、ある記事をリライトした順位の変動は以下のような感じでした。

 

100 rewite 03

 

こちらは、ある商品のレビュー記事。

リライト後に、割と分かりやすく順位が上下に変動した実録です。

1回目と2回目のリライトは順位が下がり、3回目のリライトで1位表示を獲得できた例です。

順位が下落した失敗もあるので、かなり参考になると思います。是非ケーススタディして下さい。

 

ちなみに、1位表示を獲得できると、他の関連キーワードでも1位表示されやすくなります。

サーチコンソールで1位表示のデータ

 

記事の露出が急激に底上げされ、結果、一つの記事だけで、1ヶ月に以下のレベルで収益が発生します。

 

アフィリエイト成果の図解

 

これくらいのレベル感で、リライトのコツを見ていきましょう!

 

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undraw_Blogging

 

ブログリライトのコツ 順位が下がった失敗例

まずは順位が下がった例から。

本文を書き直したら順位が下がった

順位が下がった1回目のリライトは、無駄に本文やデザインや画像でテコを入れたケースです。

100 rewite 03

記事の内容を充実させることがリライト、といった感覚で手を加えたものの、結果は上のグラフのとおり。

順位は下がります。

  • 無駄に文字数を増やしたり
  • 重い画像を増やしたり

など、余計なことをして、むしろ悪影響が生じたケースです。

その後の経験からも、

リライトは本文や内容に手を加えても、あまり効果は出ません。

 

記事タイトルを修正したら順位が下がった

2回目の失敗は、キーワードを修正したケースです。

つまり、記事タイトルを修正したら順位が下がりました。

これは単純に見極めが甘かった事例です。

需要のないキーワードや、本文内容とズレた記事タイトルにしてしまうと、明らかに順位は下がります。

タイトルのリライトは答え合わせができる

逆に、キーワードのリライトが良い方向に向かうと順位は上がります。

キーワードのリライトは、

順位変動を追いかけやすいので、むしろおすすめです。

答え合わせがしやすく、微調整を繰り返せるので、地道に繰り返すと高確率で良い方向に向かいます。

 


※「キーワードプランナー」や「ラッコキーワード」を使えば、初心者でも好循環に持ち込めますよ。


 

ブログリライトのコツ 順位が上昇した成功例

3回目のリライトは大きく順位が上昇

100 rewite 03

 

「構成」を見直したら順位が上がった

「構成」の見直し、つまり「見出しの整理」によるリライト効果はかなり明らかで、

明らかに上昇しました!

構成を見直すやり方

具体的なやり方は、

  1. 「見出し」にキーワードを入れる
  2. 「見出し」に結論をフレーズ化する
  3. 「見出し」だけに沿って本文を書く
100 blogWriting 02

といった基本ルールの徹底です。

 

「構成」のリライトが重要な理由

「記事の構成」の質が上がると、以下の点で有利に働きます。

  1. 検索エンジンは「見出しを中心に」記事のクオリティを判断する
  2. 読者は「見出しだけで」記事を飛ばし読みできる
  3. 筆者は「見出し」を意識したライティングでメッセージが伝わりやすい

それぞれを深掘りすると、

  1. 検索エンジンに「h2」や「h3」で効率的にアピールできる
  2. 読者のペースで読める構成は、離脱されず、滞在時間が長くなる
  3. 筆者は「見出しありき」でライティング、検索意図にマッチしやすい

 

このように、「記事の構成」がベストフィットすると、

多方面でSEO評価の基準を満たせる記事となります。

つまり、上位表示に直結します。

 


 

以上が、構成のリライトで効果が上がった分析です。

構成のリライト(おさらい)
  1. 「見出し」にキーワードを入れる。
  2. 「見出し」に結論もフレーズ化する。
  3. 「見出し」以外のことは書かない。

undraw_Online_payments

ブログリライトのコツ 項目を絞る・答え合わせを繰り返す

上記のような経験を通して得られたリライトの手法がこちらです。

項目を絞ってリライトする

リライトは一つずつ、段階を踏んで手を加えましょう。

  • 記事タイトルだけリライトしてみる
  • 構成だけをリライトしてみる
  • 本文だけをリライトしてみる

といったイメージです。

一口に「リライトのやり方」といっても様々ありますが、

この手順は本当におすすめなので、ぜひ実践に取り入れて下さい!

 

項目ごとに答え合わせをする

リライト後は、順位変動を追いかけて、コツコツと答え合わせを繰り返すのがコツです。

あれもこれもと一気に記事全体に手を加えてしまうと、

  • どこに効き目があって順位が上昇したのか
  • 何が原因でリライト後に順位が下がったのか

これが見えません。

当然、経験やスキルも積み上がりません。

 

リライトは手段

うまく行ったリライトは、そもそも最初からそうしておけばよかったポイントともいえます。

キーワード選定にしろ、見出しの整理にしろ、うまくいった経験は、

今後の新規記事に、スキルとして埋め込んでステップアップできます。

リライトは目的ではなく、あくまでメディア運営の手段、ということをおさえましょう。

undraw_Mobile_user

 

続いて、どんな記事をリライトするべきか、を見ていきます。

 

ブログリライトのコツ リライトするべき記事

リライトをするべき記事がこちらです。

リライトするべき記事
  1. インデックスされた記事
  2. 検索順位が低い記事
  3. 収益が発生している記事

当ブログの経験上、

  1. 圏外の記事をリライトしても意味がなかった
  2. 上位表示(5位以内のイメージ)をリライトしても意味がなかった
  3. 収益性のない記事をリライトしてもそもそも意味がない

といった経験から導き出した結論です。

具体的に説明します。

  

インデックスされた記事をリライト

※「インデックス」;Googleのデータベースに登録されること。

適切なキーワード選択さえ怠らなければ、記事はそのうちインデックスされ始めます。

一度インデックス(検索表示)されたら、あとは順位上昇あるのみです!

5ページ目だろうが10ページ目だろうが、

検索表示された記事は、どれもリライトの価値があります。

圏外の記事をリライトしても意味がなかった

いつまで経ってもインデックスされない記事は、欠陥記事です。

ひよこ ガーン 03

「インデックスされない」とは、要するに「圏外」ということです。

ここを法則的に表現すると、

 
100位→10位は大いに可能性あり
 
圏外→100位はほぼ無理
 

といった感じです。

 

「何でこの記事が圏外なの・・」とモンモンとしますが、Google先生の評価理由は迷宮入りなので、引き際も重要です。

 


 

続いては、リライトするべき記事の二つ目です。

 

検索順位が低い記事をリライト

ずっと下位表示のまま、といった記事はリライトの価値ありです。

検索エンジンに表示される=読者に公開する価値がある

と、検索エンジンから最低限の保証は受けているからです。

あとは「何らかの理由」があって上位表示されていないだけ。

その理由さえ解決できれば「より読者に読んでほしい記事」という評価につながります。

リライトは、その「答え探し」に他なりません。

上位表示(5位以内のイメージ)をリライトしても意味がない

ちなみに個人ブログの場合、残念ながら上位表示には明らかな限界値があります。

特にメジャーなキーワードでは、企業ブログや課金広告しているブログなどが鉄のような強さで上位に君臨しています。

どれだけ完成度の高い記事にしても、個人ブログがそこに割って入ることはまず不可能なので、冷静に見極めましょう。

※見極めた後の対策について、後述しています

 


 

続いて三つ目のリライトするべき記事です。

 

収益が発生している記事をリライト

収益が発生している記事は、戦略的にリライトしましょう。

具体的なテコ入れがこちらです。

  • より上位表示を狙ったリライト
  • 横展開を狙ったリライト
  • 広告のクリック率を上げるリライト

より上位表示を狙ったリライト

上位表示の爆発力は、一度体験すると凄まじいものを感じます。

 

上位表示を達成できた記事の伸び率はこんな感じです

Google analyticsのデータ
Google analyticsの図解

 

少しでも収益が発生している記事があれば、全振りでリライトし、「収益の急増」も同時追いしましょう。

横展開を狙ったリライト

少しでも収益が出た記事=読者を惹きつけられたコンテンツ、です。

その時に狙うべきテコ入れは、内部リンク。

内部リンクを強化して、他の収益記事にも上手く橋渡しできれば、収益は出やすくなります。

 

広告のクリックを狙うリライト

収益が出ている記事に、さらなる収益を生む即効性あるリライト方法があります。

アフィリエイト収益が出ている記事には、

Googleアドセンスやモーションウィジェットなどを表示させない「削除リライト」が有効です。

理由は、単価が高いアフィリエイト広告と、単価が低い自動配信型の広告が、似たような広告内容で同時配信されてしまうからです。

当然、単価が高いアフィリエイト広告だけを掲載する方が得策です。

 


※「モーションウィエット」とはこのことですね。


Googleアドセンスの表示量を減らす方法はこちら


undraw_Share_link

 

続いては、リライトするべきタイミングについてです。

 

ブログリライトのコツ いつリライトするべきか

リライトは、記事の投稿後、少なくとも2週間以上経ってから行いましょう。

2週間は様子を見る

理由は、新規の記事は、最初は順位がバラバラと動くからです。

安定的なポジションに落ち着くのに、インデックス後、大体2週間程度かかります。

つまり、

待ってれば上昇するはずだった記事を、早まって無駄にリライトする必要はありません。

 

リライト直後も順位は上下動する

リライト直後も順位は安定しません。

リライト後のGoogleの動き
  • サイトオーナー
    リライト完了

  • サイトオーナー
    再インデックスをリクエスト

  • 検索エンジン
    順位調整

このような流れがあるからです。

新規記事と同じく、2週間くらい経てば順位は安定します。

 

ブログリライトのコツ 「インデックス登録をリクエスト」

リライト後は、再インデックスをリクエストしましょう。

リライト後はGoogleサーチコンソールで「インデックス登録をリクエスト」が必須です。

130 rewite 03
サーチコンソールの「URL検査」を使います

これをやらないと、Googleが記事を見直しに来てくれないので、リライトの効果は半減です。

undraw_Placeholders

ブログリライトのコツ 何回リライトするべきか

 

平均すれば5回くらい

当ブログでは、効果が出るまで無制限にリライトを繰り返しています。

「結果としての」リライト回数は、一つの記事あたり5回くらいのレベル感です。

リライト回数の平均値はあまり意味がない

とはいえ、リライトの目的は「順位を上げること」と「収益を上げること」です。

検索上位記事はリライトする必要はなくて、逆に、順位が低い記事は何回でもリライトするべきです。

リライトの注意点

注意点は「その時期に投稿したことに意味がある記事」は、リライトするべきではないでしょう。

例えば、芸能ネタや、イベントネタ、新商品レビューなどの時事ネタです。

旬が命の時事ネタを後になってリライトするのは、情報の真実味が損なわれるからです。

undraw_Segment_analysis

 

ブログリライトのコツ 上位表示の記事はどうする?

上位表示の記事は、慎重にリライトしましょう。

明らかに越えられない壁がある

残念ながら個人ブログの場合、上位表示には限界値があります。

例えば、ビッグキーワードの場合、上位に来るのは企業ブログや課金広告しているブログです。

このエリアは、どれだけ完成度の高い記事にしても、個人ブログでは太刀打ちできません。

 

マイナーキーワードで1位表示を得る

一方、マイナーキーワードで上位にある記事は別です。

リライトで「さらに上位表示」を狙うのは、一つの戦略になり得ます。

上位表示の効果
  1. 上位表示の実績が積み上がる
  2. サイト価値が増す
  3. ドメインパワーが付く

このように好循環への起爆剤になります!

その記事の収益は期待できなくても「上位表示の量産」という点で、ブログ全体に効果が出るイメージです。

 

ブログリライトのコツ リライトする意味のない記事

リライトする意味のない記事は「圏外の記事」です。

検索表示されない記事は「削除する方がマシ」とまで、Googleは公言しています。GoogleWebマスター

 

 

リライト以前の問題なので、思い切って削除して、新規記事を投稿する方が賢明です。

undraw_Up_to_date

最後に、どこをどのようにリライトすればいいのか、を具体的に紹介します。

 

ブログリライトのコツ リライトする項目

リライトの具体論を紹介します。

「記事タイトル」をリライト

記事タイトルのリライトには、2パターンあります。

  • キーワード修正が目的のリライト
  • クリック率を狙ったリライト

キーワード修正のリライト

ブログ 検索順位 調べ方

とタイトルに入れていたところ、実は、

ブログ 検索順位 確認

で表示される方が多い、といったケースがかなり多くあります。

対策は、サーチコンソールを見て、データに基づいてリライトするのがポイントです。

150 rewite 03
Googleサーチコンソール「検索パフォーマンス」のメニュー

記事を投稿したままだと、単なるミラクル待ちです。必ず答え合わせをしましょう。

サーチコンソールで記事ごとのデータを確認できる方法は?

クリック率を狙ったリライト

検索表示された時に、クリックされるか否かは「秒の世界」です。

魅力的なフレーズを添えて、自分の記事が「浮き出るように」リライトでPRフレーズを試行錯誤しましょう。

何回もタイトルを微調整して、クリック率の動きと照合するのがコツです。

 

「構成」「見出し」をリライト

構成と見出しのリライトは、多方面でSEO効果が出ます。

※「SEO」;検索上位表示を狙った様々な手法のこと

ここは本当におすすめなので、是非ノウハウを吸収してください!

この記事の前半で詳しく紹介してます!

 

「網羅性」をリライト

網羅性を満たす目的のリライトもSEO効果があります。

例えば、商品レビュー記事の場合なら、以下のようなコンテンツを追加すると効果的です。

  • スペック表を追記
  • セットアップ方法を追記

当ブログで、商品レビュー記事にスペック表をガッツリ入れてみた時の順位変動がこちらです。

160 rewite 07

スペック表なんて公式サイトにあるから不要では?と思われるかもしれません。

ですが、

「この記事を読めば大抵の情報が網羅されている」

というSEO評価が得られます。

このような視点で、記事の網羅性を意識したリライトで、その後の順位変動を確認する、という手順も実践的です。

 

「リード文」をリライト

リード文とは、記事の冒頭、導入文のことですね。

リード文は「直帰率」に影響する

リード文は、記事の離脱に大きく影響します。

ここは「Webの読者行動」を踏まえて、本文に読み進められるようにリライトしましょう。

Webの読者行動を知る

Webの読者行動
  • どんな記事なのかを一瞬で知りたい
  • 早く答えが知りたくて記事を物色中
  • 他の記事にいつでもブラウザバックできる

この最初のハードルをクリアするために重要なのがリード文です。

リード文がイマイチだと、直帰率の高い記事となり、検索エンジンに嫌われます。

Webの読者行動に合うリード文は、

  • 冒頭から、記事のタイトルに沿った直球の回答がある
  • 冒頭から「具体的な情報」で惹きつけられる
  • 「〜とは」から始めない(別の記事で何度も見た)

「エンゲージメント」を知る

直帰率が低くなると、記事のエンゲージメント(滞在時間)を稼げます。

エンゲージメントデータが高い記事は、検索エンジンの評価が上がります。

結果、順位は上昇します。


※エンゲージメントのデータはアナリティクスで確認できます。

Googleアナリティクスでエンゲージメントの確認方法は?


 

「内部リンク」をリライト

内部リンクによるSEO効果は絶大なので、大幅にリライトしてもいいでしょう。

内部リンクを何となく貼るのはもったいないです。

Googleも、いたるところで内部リンクは重要だとメッセージを発信してます。

そこまで意識がなかった人は「内部リンクはなぜ重要?」で経験を公開しています。

 

「メタディスクリプション」をリライト

メタディスクリプションとはこれのことですね。

メタディスクリプションの図解01

 

このメタディスクリプションの効果は次のどちらでしょうか。

  • クリック率
  • 直帰率

答えは両方です。

しかも、両方「下がります。」

そして「下がることで」、どちらもメリットとして働きます。

メタディスクリプションの効果

メタディスクリプションは、記事の呼び込み文なので、

「そういうことを知りたいわけじゃない」、と離脱される訪問者をクリック前に減らせます。

※「アクティブユーザー」;滞在時間のある訪問者=しっかりと記事を読んでくれるユーザー。

結果、同じ30人のアクティブユーザーでも、両者の直帰率の差は歴然です。

「直帰率による悪影響」は、検索エンジンから「ユーザーに不評の記事」というレッテルを貼られることに他なりません。



 

以上です!

 

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