
この記事は、Googleサーチコンソールの「初心者向け使い方」をお届けします。

上級Webマーケターも使うサーチコンソール。
画面上は「canonicalタグ」や「ページエクスペリエンス」などの専門用語のオンパレードですね。
でもこのあたり、初心者ならスルーして大丈夫です。
個人ブログレベルで使う機能は限られていてとても簡単です。
少しの機能だけで、誰でも簡単にサーチコンソールのデータを有効活用できますよ。
どんな使い方をするのか、早速見ていきましょう。

検索パフォーマンス
まず、メインで使う機能は
です。
左側のメニューから「検索パフォーマンス」をクリックして開きます。
この「検索パフォーマンス」の画面をほんのちょっと調整するだけで、以下のようなデータが抽出できます。
調整後の画面
表示項目を調整した後の画面がこちらです。

※調整方法は後半で解説します。
このデータは、
- ❶の記事が、
- ❷の期間中に
- ❸のクエリ(キーワード)で検索されている
というデータです。
「❶の記事だけで」掘り下げられる点がポイントです。
さらに見方を掘り下げます。

先ほどと同じ画面です。
ここで、「❶の記事が」、
❹のクエリ(キーワード)で検索された時は、
❺820回クリックされていて
❻表示回数が1,050回で
❼CTR(クリック率)は78.1%
❽掲載順位は1位
であることがわかります。
そして、「❶の記事全体として」のデータが、以下の❾の箇所。

❾は見ての通り、
- 「合計クリック回数」が1.02万回
- 「合計表示回数」が2.8万回
- 「平均CTR(クリック率)」が36.4%
- 「平均掲載順位」が9.8位
であることがわかります。
※ちなみにこの❾レベルの記事だと、月間4万円の収益イメージです。

このように「検索パフォーマンス」で見れるデータは、次のとおりです。
検索パフォーマンスで見るべきデータ
よくわからないままサーチコンソールを見ていると「ブログ全体の」データを「何となく」眺めている状態です。

ブログ全体のデータを見ても最初はあまり意味がなくて、
「記事ごとに見て対策をする」という点がポイントです

以上が「検索パフォーマンス」で見るべきデータでした。

で?
そのデータを見たら何をすればいいの?
続いて、データを見た後にやるべき対策を見ていきましょう。
対策の具体例
対策の具体例を2つ紹介します。
※「CTR」;クリック率(Click Through Rate)
クエリを見る
「クエリ」のチェックは極めて重要な対策です。
例えば、
- 想定して書いたクエリ(キーワード)
- 実際に検索表示されているクエリ
ここが、微妙にズレているケースが割とあるはずです。
- 「ブログ 稼ぐ 仕組み」
で記事タイトルを作っていたものの、実際には、
- 「ブログ 収益化 初心者」
というキーワードによる表示の方が多かったりするケースです。
そこを確認できるのが先ほどの❸の箇所です。

このデータの❸は、❶の記事に対するGoogleの「評価そのもの」と言えます。
そのGoogleの評価にキーワードを合わせて、記事タイトルや本文見出しなどを修正しましょう。
そうするだけで、グンと検索順位が上がりますよ。
以上が一つ目の大きなポイントです。
続いて2つ目の例です。
CTRを見る
2つ目は「CTR」(クリック率)の見方です。
先ほどの画面の❼の箇所のことですね。

ここを、以下の切り口で自分の記事を分析してみてください。
- 「検索順位」が高い、でも「CTR」は低い記事
- 「検索順位」は低い、でも「CTR」が高い記事
このような記事が割といくつも出てくると思います。
これらは、対策をすればすぐに伸びていく可能性を秘めた記事です。

その対策方法がこちらです。
「検索順位」が高い、でも「CTR」は低い記事
「検索順位」が高いけど「CTR」(クリック率)は低い記事は、
- Googleの評価は高い、が、
- ユーザーにはクリックされていない
という見方ができます。
このような記事は、
- タイトルを修正して魅力的にPR
- メタディスクリプションを修正する
といった対策が有効です。
※「メタディスクリプション」;検索表示された時に表示される記事の説明文
もともと順位が高いケースなので、タイトルの修正だけでクリック率は向上しますよ。
メタディスクリプションは、クリック率の上昇に影響するツールです。
以上が、「検索順位」が高い、でも「CTR」は低い記事の対策方法です。
続いて次は、逆のパターンです。
「検索順位」は低い、でも「CTR」が高い記事
「検索順位」は低いけど「CTR」が高い記事は、
- Googleの評価は低い
- ユーザーは上位の記事に満足していない
という見方ができます。
上位表示の記事に満足できなかったユーザーが、下位の記事まで読み進めている結果です。
このような記事は、
- 上位表示の記事と同じような内容にしない
- 本文をリライトする
といった対策が有効です。
もともとクリック率が高いので、検索意図に合ったリライトをすることで順位が上昇しやすいです。

続いては、実際のデータ抽出のやり方を図解していきます。
データの抽出方法
クエリのチェック方法
サーチコンソールを開いたら、
❶「検索パフォーマンス」
❷「ページ」
❸調べたい記事
をクリックして進みます。

今この画面は「ブログ全体の」データです。
❸をクリックすることで「選択した記事だけの」データに切り替わります。
❸は記事名ではなく、URLで表示されます。
切り替わった画面が次です。

❸で選択した記事が、上に表示され、画面全体の数字も❸の記事だけのデータになりました。
そのまま
❹「クエリ」をクリックします。
すると、❸の記事について、実際に検索されている「クエリ(キーワード)」が一覧表示されます。
それが次の画面。

❺「平均CTR」
❻「平均検索順位」
をクリックすると、それぞれ下の欄に追加表示されます。
その他、上の方にある「日付」で、期間を変更することができます。
この画面で、
- 記事ごとに、
- どんなキーワードで検索表示されているのか
- 何回クリックされているのか
- 検索順位は何位なのか
をチェックすることができます。
続いて「CTR」(クリック率)の表示方法です。
CTRのチェック方法
以下の切り口のデータを抽出してみます。
- 「検索順位」が高い、でも「CTR」は低い記事
- 「検索順位」は低い、でも「CTR」が高い記事
例として、
- 「検索順位」が10位以下
- 「CTR」が10%以上
の記事を抽出する方法がこちらです。

❶「検索パフォーマンス」をクリック
❷「平均CTR」をクリック
❸「平均掲載順位」をクリック
❹「ページ」をクリック
❺「」をクリックして「掲載順位」にチェック
フィルター条件を入力する画面が出るので、以下のように設定して「完了」をクリックします。

ここは「検索順位」が10位より大きい、記事を表示させる条件設定です。
次に、同じように「CTR」が10%以上、に条件設定します。
「」をクリックして「CTR」にチェック。

10%以上にしたいので、以下のように設定して「完了」します。

これで抽出したデータが、
- 「検索順位」が10位以下、かつ、
- 「CTR」が10%以上
の記事群です。

このデータを見ると、上から3つ目と4つ目の記事は、明らかにリライトの価値がありそうです。
理由は、
「検索順位」は2ページ目あたりですが、それにしては「CTR」が15%前後と高いからです。
つまり、
- Googleの評価は高くない、が、
- ユーザーは上位表示の記事に満足していない
という状況です。
上位表示の記事に満足できなかったユーザーが、下位の記事まで読み進めてきた結果です。
ということで、
- 上位表示の記事と同じような内容にしない
- 本文をリライトする
という対策で、効率的なSEO対策が可能です。

最後におすすめの対策方法です。
おすすめの対策方法
サーチコンソールは、エクセルやスプレッドシートにダウンロード可能です。
右上にある「 エクスポート」をクリックすればOK。

Excelやスプレッドシートなら、フィルタリング、並べ替え、色付けなど、様々な角度からデータを分析できますよ。
以上です!
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