「内部リンク?」
「重要なの?」
少しでもそう思った人は、ぜひ読み進めてください。
良い内部リンクと悪い内部リンクは確実に存在します。
Googleがそう公言しています。
しかも、そのルール作りは割と簡単です。
知っておくだけで、常に対策できるので「内部リンク」について、この記事を参考にしつつイメージしてくださいね。
✅この記事の内容
- 内部リンクの効果
- 内部リンクの作り方
- 注意点
内部リンクとは
内部リンクとは、ブログ内で、ある記事から別の記事にリンクを貼ることですね。
この内部リンクを何となく作るのは非常にもったいないです。
その主な理由がこちらです。
✔️内部リンクが重要な理由
- サイト内の回遊率が高まる
- 直帰率が下がる
- 滞在時間が伸びる
いずれも、検索順位に直結するトピック。
順に見ていきましょう。
内部リンクの効果
【効果1】内部回遊率が高まる
内部リンクのクリック率が上がると、必然的に、読者のサイト回遊行動が高まります。
内部回遊のデータが高くなると、
「ユーザー満足度が高いブログ」と判断されて、検索エンジンから高い評価を得られます。
そして、高い内部回遊率は、裏を返すと「離脱されない」ことを意味します。
この「離脱されない」ことで、以下のような波及効果が出ます。
【効果2】直帰率が下がる
内部リンクで色んな記事を訪問してもらえると、読者の「直帰率」が下がります。
直帰率とは、サイト訪問者が、最初に訪れたページだけでそのまま離脱してしまう比率のことです。
無駄に直帰率のデータが高いと、
読者満足度が低い記事
と検索エンジンにジャッジされかねません。
一方で、
適切な内部リンクは、直帰の低下につながり、サイトの評価が上がります。
このように、適切な内部リンクは、サイト価値を育てていく大事な位置付けにあることが分かりますね。
※ちなみに「収益記事」の場合は離脱データが高くてもOK。申込や購入で終わる性質の記事だからです。
【効果3】滞在時間が伸びる
さらに、
- 「内部回遊率」が上がり、
- 「直帰率」が減ると、
読者の滞在時間が長くなります。
このことをGoogle用語では「エンゲージメントが高い」と表現されます。
高いエンゲージメントデータは、
ユーザー満足度が高いことの裏付けとして、検索エンジンに高スコアが蓄積されます。
※エンゲージメントデータをチェックしていない人は、Googleアナリティクスで定期的に確認しましょう。
👉Googleアナリティクスで「エンゲージメント」の確認方法は?
以上が内部リンクの効果です。
続いて、もっと本質的な点を見ていきましょう。
内部リンクとSEOの関係
適切な内部リンクがあると、SEOに強いサイト基盤が作れます。
その理由がこちら。
✔️SEOに強いサイト基盤
- Googleがクロールしやすい
- 1記事1テーマにしやすい
- 相互リンクの評価が上がる
順に説明します。
【SEOとの関係1】Googleがクロールしやすい
Googleは世界中のURLを日々「クロール」し、新しいサイトや更新されたサイトを検出して、インデックスしています。

クロールの統計情報(サーチコンソール)
※「クロール」;プログラムやソフトウェアのようなものと思ってOKです。
※「インデックス」;Googleのデータベースに登録すること。
その「クローラー」は、サイトごとに内部リンクを辿って巡回しています。
つまり、内部リンクが充実すると、クローラーに対する「道先案内」が充実することを意味します。
たとえば、逆に内部リンクが乏しい記事は、クローラーが辿り着けないこともあります。
孤立するといつまで経ってもインデックスされないので、検索表示もされません。
このように、
内部リンクは「あった方が無難」というものではなく、「必須」のものと言えます。
※このあたりについては、以下のGoogleサイトで公式にガイドされています。
【SEOとの関係2】1記事1テーマにしやすい
検索エンジンは、
「ユーザーの疑問に答えている記事」
を高く評価します。
この「検索意図」の重要度はMaxレベル。
一つの記事は一つのテーマで徹底し、
- 「記事タイトルだけに答える」
- 「検索意図にだけ答える」
これがSEOに強い基盤作りの鉄則です。
そこで内部リンクの出番です。
「幅を広げて丁寧に説明したい・・」
「でも記事タイトルから外れそうなコンテンツかも・・」
といったときこそ、内部リンクを使って別の記事で対応しましょう。
※ここは文章力がある人ほど要注意。理由は、詰め込み過ぎて検索意図の外側に及びがちだからです。この手の記事をGoogleは「低品質な記事」とキツめに表現しています。削除した方がサイト評価が上がる、とまで言っているので十分意識しましょう。
【SEOとの関係3】相互リンクの評価が上がる
- 適切な内部リンク
- 1記事1テーマの徹底
この2つの対策ができると、リンク記事相互にSEO評価が上がります。
その理由が、
- 内部リンクでクロールしやすいから。
- 1記事1テーマなので、検索意図に沿った記事かどうかをGoogleが判断しやすくなるから。
です。
さらに、これらの環境が整ってくると、読者の居心地もアップします。
- ひとつの記事が発するメッセージが伝わりやすい。
- 気になる点は読者のリズムでリンク先で深掘りできる。
こういうのを「ユーザーエクスペリエンスが高いサイト」と表現されます。
以上が、内部リンクの効果と、SEOとの関係でした。
続いて後半は、適切な内部リンクの貼り方についてです。
具体的に見ていきましょう。
貼り方のコツ
内部リンクの貼り方には、おさえておきたいコツがあります。
【コツ1】アンカーテキスト
アンカーテキストとは、リンクの表示テキストのことです。
例えば、この記事の前半では、以下のアンカーテキストで内部リンクを貼りました。
👉Googleアナリティクスで「エンゲージメント」の確認方法は?
この記事のテーマである「内部リンク」に対して、「エンゲージメント」という関連用語をアンカーテキストに入れています。
このように、アンカーテキストには、
- テーマに関連する用語を使い、
- リンク先の内容をクリアに入れましょう。
理由は、読者はもちろん、クローラーもアンカーテキストの内容を見てリンク先の情報を判断するからです。
NGな例を挙げてみます。
「詳細はこちら」
といった、クローラーにリンク先の情報が伝わらないアンカーテキストはNGとされています。
✔️その他の「NG」例
- 「こちらのページ」
- 「参考記事」
- URLの貼り付け
いずれも、リンク先の内容が不明瞭だからですね。
どれも、アンカーテキストで「避けるべき例」としてGoogleが明確にガイドしています。
【コツ2】リンク先を集約する
検索エンジンは、内部リンクが集まっている記事に注目します。
また、内部リンクを多く受ける記事は読者数が増えるのでSEO効果がでます。
上手く内部リンクを集めれば、
- 検索エンジンが注目する
- 記事の「セッション」や「表示回数」のスコアが上がる
という点で、メイン記事のアクセス数にブーストがかけられますよ。
※「セッション」や「表示回数」「ユーザー数」などの指標は、GoogleアナリティクスGA4で定義されている重要な指標です。
正しく理解したい人は、こちらの記事で基本をまとめています。
【コツ3】新しい記事を孤立させない
新しく投稿した記事には、適切な内部リンクを貼っておきましょう。
理由は、新規記事は孤立しやすく、放っておくと多くのデメリットを背負うからです。
もちろん文脈なくリンクを貼るのはNGなので、検討する時間は増えます。
でも、ここは意味のある負担。
新規記事を投稿するときのルーティン作業に入れ込んでしまうのがおすすめです。
【コツ4】リンクの書式
次はリンクの書式についてです。
Googleの公式ガイドでは、
「見つけやすいリンクの書式を設定する」
と推奨されています。
読者が、本文とアンカーテキストをひと目で区別できるようにするためです。
例えば、当ブログの内部リンクは、
- 「👉」などのアイコンを使う
- 太字にする
- 上下に行間を作る
この3つを軸にして、内部リンクであることがひと目で区別できるようにルール化しています。
※ブログカードなどは、見た目の良さと引き換えに、裏側ではCSSのコードが増幅するので、サイトの読み込み速度に影響します。読み込み速度もSEOで重要な指標です。
サイトの速度について、より深掘りしたい人はこちらが参考になります。
👉WordPressでブログの表示速度と高速化の6個のコツ➜読み込みが遅いと問題となる理由を3個
【コツ5】新しいタブで開く
記事の途中の内部リンクは、新しいウィンドウで開く設定がおすすめです。
理由は、
元の記事を開いたまま維持できるので「自然離脱」を減らせるから。
たとえば、
- リンク先➜さらにリンク先に移動
- リンク先➜途中で広告をクリック
- リンク先➜読み終えて閉じる
など、元の記事を離れると、本来の記事に戻ってくる読者が減る可能性が高まります。
そこで、「リンクを新しいタブで開く」target=”_blank”
の設定がおすすめです。
やり方は、WordPressならここ👇にチェックを入れるだけでOK。
クラシックエディターの場合
ブロックエディターの場合
ちなみに、記事を読み終えたタイミングでの内部リンクは、そのまま(画面の切り替え)でOKです。
【コツ6】一覧化する
記事の途中で紹介した内部リンクは、最後にまとめてリスト表示するのがおすすめです。
「あとで読も」、と先に本文を読み進んだ読者でも、最後には、ほぼ忘れている可能性が高いからです。
最後に、もう一度リンク先をリマインドしておけば、内部回遊率などを維持できます。
具体例は、この記事の最後を参考にしてみてください。
以上が「内部リンクの貼り方のコツ」でした。
✔️内部リンクのコツ(おさらい)
- アンカーテキスト
- リンク先を集約する
- 新しい記事を孤立させない
- リンクの書式
- 新しいタブで開く
- 最後に一覧化する
最後は注意点です。
内部リンクの注意点
【注意点1】文字色は変えない
リンクの文字色は変えない方が無難です。
理由は、
リンク文字は青色系(と下線)、という世間の認識が出来上がっているからです。
たとえば、こんな感じですね。
GoogleもYahoo!も青色系です。
設定するときは標準のままの青色系(+下線)を使いましょう。
【注意点2】文脈のない内部リンク
記事のテーマと関係ないアンカーテキストはNGです。
クローラーに、単なるSEO目的の内部リンクだと判断されては、サイト評価が下がってしまうからです。
クローラーのプログラムは驚異的に進化し続けています。
「本当に読者のためになる内部リンク」を、時間をかけて作り込む方がSEO的には近道です。
【注意点3】意味を読み取れないアンカーテキスト
すでに紹介した内容ですが、重要なので再度紹介します。
アンカーテキストには、
- テーマに関連する用語を使う
- リンク先の内容を入れる
この2点がポイントでした。
そしてNG例がこちらです。
✔️アンカーテキストの「NG」例
- 「詳細はこちら」
- 「参考記事」
- URLをそのまま貼り付ける
どれもクローラーがリンク先の情報を判断できないからですね。
【注意点4】別のウィンドウで開くとき
記事の途中の内部リンクは、新しいウィンドウで開く設定がおすすめ、と紹介しました。
理由は、元の記事を開いたまま維持できるので「自然離脱」を減らせるからでしたね。
その時に注意したいのが、
「rel="noopener
」
と、コードに入っていることを必ず確認しましょう。
この記述がないと、新しいタブのopenを指示したことで、元の記事の方にセキュリティの問題が生じるからです(改ざん等のリスクが生じます)。
確認の仕方は、
クラシックエディターの場合
WordPressのクラシックエディターなら「テキストモード」を開き、
「target="_blank" rel="noopener"
」
と記述されていればOKです。
ブロックエディターの場合
ブロックエディターなら、「HTMLとして編集」とすれば確認出来ます。
バージョンが最新のWordPressなら自動でコーディングされるはずなので、時々確認する程度でOKです。
以上です!
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