【使える5冊】大学職員の転職におすすめの本【面接の前に読むと絶対に役立つ書籍を厳選5冊!】

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大学職員への転職活動中の方向けに、面接前に読んで役立つ本を厳選してお届けします。

合計5冊!

頑張れば全部読み切れる上限として、5冊に絞りました。

この5冊の選別基準は次の3つのポイントから。

 

 選択ポイント 

 

  1. 無駄に「頭でっかち」にならない本
  2. 実務的で現実的な話題性があるトピック
  3. 面接官に書籍の説明が馴染みやすい本

とはいえ、5冊全てを読み切るには負担があるかもしれません、金銭的にも。

 

その場合は、最低2〜3冊読んでおけば大丈夫です。

 

それだけでも、面接でさりげなく、かつ強烈に印象付けられる話題となり得ます。

 

 

あるいは面接での対話中に「良質なネタの引き出し」になり、自信と安心にもつながるはず。

 

注意すべきは、全く読む価値のない、本当に無駄な本を手にしてしまうこと

大学職員や大学経営に関する書籍はそれなりにたくさん存在するので、ここは要注意です。

本当に無駄な本とは、以下に当てはまる本。

 

  • アカデミック寄りの空理空論の本
  • 大学職員界隈では評判が悪い著者の本
  • 現場感覚からかけ離れた理想論の本

これらは大学経営を専門とする学者や、元文科省の役人などが著者のケースが多いです。

現場経験ゼロの机上評論家の著書を読んでも、全く現実離れしている内容で時間の無駄になるだけ。

それどころか、面接などでその手の書物を意気揚々と言及してしまうと、正直、面接官は引いてしまいます。

空理空論だからですね

本はそのタイトルと表紙だけで購買意欲の9割に影響すると言われますよね。

私的な読書ならそれで結構ですし、むしろ普通なこと。

ですが、こと、人生がかかった転職活動のための書籍選びとなると話は別!

 

大学職員の転職活動に使う本は、タイトルや謳い文句だけでは絶対に手に取らないでください!

 

大学職員の転職活動におすすめの本は、

  • 実際に面接に役立つ本
  • 投資コストが内定に直結する本
  • 面接官も知っている本

そんな本を慎重に選択するべきです。

ということで本の紹介に入ります

「では順を追って見ていきましょう!」

大学職員の転職活動におすすめの本【1】「大学事務組織の強化書」

 

この本は「面接官に書籍の説明が馴染みやすい本」という切り口で良質な本です。

ポイントは、著者が「大学行政管理学会大学事務組織研究会」となっている点。

著者の「大学行政管理学会」は、全国の大学職員が構成員となっている学会のことです。

 

大学職員なら、知らない人はいないどころか、面接官がその会員であることも普通にあり得ます。

なので、この本を手にしたこと自体が、面接ではど真ん中のストライクを投げられるようなものです。

おすすめポイント

1996年に早稲田と慶応と亜細亜大学のスーパー職員3名によって主体的に立ち上げられた学会。

「大学行政管理学会」というワードが、面接でサラリと出せれば、強烈なインパクトになり得ますよ!

そんな位置付けの書籍、この本は是非おさえておきましょう。

 

大学職員の転職活動におすすめの本【2】「なぜ国際教養大学はすごいのか」

 

この本は、

実務的で現実的な話題性があるトピック

そして、

面接官に書籍の説明が馴染みやすい本

という切り口でおすすめの本です。

 

日本の大学には、いまだに保守的で権威主義的な風土が蔓延していてどうにもなりません。

しかし、国際教養大学はそこを完全に抜け出して、近未来の大学教育のあるべき姿を見事に先導中。

昨今の国際教養大学の存在感については、大学職員を目指す以上は「常識として」知っておきたいトピックです。

著者は元ICUの学長ということもあって、リベラルアーツの理解にもとても役立つ本です。

リベラルアーツ=「教養教育」重視、「全人的教育」といったイメージの言葉。対義語は「専門教育」。

この本のポイント

大学の底力は、教育力以上に、研究力も必要です。

国際教養大学の成功事例は、あくまで教育面。

もう一方の、研究力が課題となることには触れられていません。

そこを冷静に見極めてこの本を吸収できると最高です。

 

大学職員の転職活動におすすめの本【3】「なぜ関西のローカル大学「近大」が、志願者数日本一になったのか」

 

話題に絶えない先ほどの国際教養大学は、公立大学で、私立大学ではありません。

大学が存在し得る根拠法が全く別物。

実際の事務運営も公立と私立では異なります。

その意味で、昨今、もう一つのブレイクスルー大学、近畿大学の事例もおさえておくと幅が広がります。

そしてこの本で得られるポイントは、大学経営における職員の裁量権や活躍フィールドが、ベストプラクティスにハマっている点。

職員主導のボトムアップスタイルで成功実績を積み上げてきている点を、全国の大学職員が注目しています。

 

お会いする近大の職員さんたちは、そんな流行りの横文字を使ったコミュニケーションが得意な方々ばかり。

大学組織が生き生きとした組織に生まれ変わるための突破口として参考にしている老舗・名門大学も多いです。

この本のポイント

近畿大学の職員組織の活力は、大学経営においてはリスクとの裏返しとも言われています。

その理由は、教育機関には「絶対的安定」が求められるから。

近大サクセスストーリーで平均値が出来上がってしまうトリックには、心して気を付けましょう。

そのあたりを冷静に念頭に置きながらこの本を吸収できると、いい感じです。

 

大学職員の転職活動におすすめの本【4】「あの明治大学が、なぜ女子高生が選ぶNo.1大学になったのか?」

 

転職先として、Aランククラスの大学を狙っている人は多いはず。

その辺りの大学は、東西問わず、はっきりいって絶望するほど保守的で硬い組織文化が根付いています。

 

しかし、その土壌の中で、大きくブランディングの舵を切って、そして成功したのが明治大学。

この本では「動かざること山の如し」の老舗ポジションにある大学が、ここまで劇的に変化できたストーリーを実例で見えるので、話題の吸収として参考になる本です。

 

例えば、明治大学の新校舎の個室トイレはワンフロアに30個(他大学は平均3~4個)。

洗面台もたくさんあり、パウダールームに至ってはもはや当たり前(他大学でパウダールームは見たことありません)。

 

と、やってることはシンプルですが、他大学職員の感覚としては「絶対にそんなこと実現できない」とこぼす人が100%だと思います。

それを裏付けるように、明治大学がここまでに至った期間が10年というスパンであること。

 

現在、民間企業で働いている人などは、この辺りを冷静に念頭に置きながら読み進めると、大学というお役所的な組織の本質を、より一層イメージできると思います。

 

著者はライターの方。ゴシップ的なネタで構成されているので、読みやすい本です。

その他のポイント

採用面接で、二次面接くらいになると、どこの大学でも40歳以降の管理職クラスが面接官となっているケースが多いはずです。

その年代の人々にとっては、明治大学のイメージといえばバンカラ(?)そのもの。

 

それが今や「お洒落」が理由で女子高生人気No1の大学であるという事実には、ほぼ全員が驚愕の感想しか持っていないはず。

 

なので、その年代との面接では、話題として出してみるとかなり刺さるものがあるはずです。

皆さんの親にも、一度、明治大学の昔のイメージを聞いてみるといいかもです。

 

大学職員の転職活動におすすめの本【5】「大学は「プロジェクト」でこんなに変わる―アカデミック・アドミニストレーターの作法」

 

この本は、「無駄に頭でっかちにならない本」という切り口でおすすめの本です。

 

前例踏襲型で、慣例主義が当たり前の大学組織。

そんな中でも、一歩一歩前進を試みる職員は少なからず存在します。

 

大きな障壁を、仕事の進め方や、仕事に対する考え方、協調と衝突のバランスなどを筋道立てて乗り越えていく方法論がよくわかる本。

まさに職員世界の課題と対策を描いた本です。

この本のポイント

この本は、面接でよく問われる質問の、

「仕事を進める上で●●という問題があったとき、あなたならどのようにして乗り越えますか?」

といった感じの質問に対する回答をするときに、大学職員の組織文化を踏まえた上での回答の良い参考になると思います。

 

ここからは番外編です

大学職員の転職活動におすすめの本【その他おすすめの書籍】ランキング・まとめ関係の情報源

大学職員に転職を考えている場合に、ざっくりとした基本データや業界地図的な情報を得ておくことは基本中の基本。

 

そこにまだ自信がない方は、以下の3つ書籍(ムック本)がおすすめです。

この世界ではお決まりの書籍といった感じの位置付け。

発刊されるたびに、大学内でも毎号購入して、職員はみな一応目を通しています。

 

お決まりなだけに、面接でも以下の3つの書籍について「書籍名」や「出版社名」をさりげなく口に出せれば好印象。

(面接官)「おさえるとこおさえてますね」

といった感じで、冷やかしで応募しているわけではないことが伝わり、面接官に本気度も伝わります。

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大学職員の転職活動におすすめの本【まとめ】

 

 

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