大学職員の年収【ズバリ公開!】私立大学なら諸手当がすごいことに!高い授業料の大半は人件費です!

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ホワイト転職の代表格と言われている私立大学職員。

 

とはいえ、転職は絶対に失敗したくないですね。

 

気になる待遇は、今の職場と比べてどうなりそうなのか、大学職員の具体的な年収事情を公開します。

 

 

この記事の内容

 

 

この記事は、Sランク私立の大学職員経験者が、18年間の勤務経験を交えながら大学職員の年収事情を語ります。

 

【年収を公開】私立大学職員の待遇(給与詳細あり)

 

日本人の平均年収は467万円(国税庁の統計、平均年齢43歳)。

民間のdodaの調査でも、40代で平均年収は500万円前後とのことです。

 

 

記事を読むと、私立大学職員の給与がそれなりに高い水準にあることがわかります。

 

大学職員なら30代で年収900万円までいきます。

 

 

年収900万円なら手取りは720万円程度、30代で毎月60万円の可処分所得ですね。

男女の差が全くないため、職場結婚組の場合なら、世帯収入はほぼ倍増します。

 

余暇を楽しむ大学職員の画像さらに、大学職員は比較的仕事が楽。

残業は少なく、夏休みも冬休みもあり、有給休暇も取得しやすい労働環境。忙しいビジネスマンの画像

大手エリート企業でズタズタになるまで働き尽くしながらの高給取りもいいですが、大学職員なら安定と余裕が約束されるので、穏やかで充実した人生が送れます。

 

 

ちなみにこの記事で紹介する年収事情は、中堅以上の私立大学の中では、ちょうど中間程度の標準的な位置付けです。

 

大学職員同士の研究会の画像それがわかる理由は、大学の人事部間では人件費を経営課題とする正規の研究会があるから。

 

大学全体としての詳細な待遇の状況が資料として出回っています。

 

それを見る限り、いわゆるBランク程度以上の、それなりに名の通った私立総合大学であれば、上記と同等かそれ以上の待遇も見込めるのが一般的です。

 

 

20代で転職、初年度は年収600万円前後(諸手当込)

新卒の場合の初任給は20万円強で割と標準的です。

それでも、標準的な私立大学ならボーナスが年に3回、合計6.9ヶ月分、新卒1年目でも400万円を超える年収になります。

 

 

そして給料は、年齢や職歴に応じた給与表のテーブルに沿って、毎年、自動的に昇給します。

 

有給休暇を100%消化しても、執務態度が異常に悪くても、能力評価の良し悪しは全く関係なく全員が漏れなく毎年昇給します。

 

 

昇給しないパターンは、欠勤3ヶ月連続や休職中の場合など、極端な場合くらいですね。

 

 

そのため、転職者であっても入社時の年齢が29歳であれば、29歳の給与テーブルに機械的に当てはめられます

 

そうすると、29歳くらいであれば、月額給与30万円弱、ボーナス6.9ヶ月分プラス残業代で、年収は600万円近くになります

 

 

ちなみに残業は超過時間全てが手当の対象になり、この年代だと残業代の1時間単価は3,500円くらい

 

30歳半ばで年収700〜900万円(諸手当込)

この頃には、大半の方に役職が付き始めます。

 

主査、とか、主任への昇格といった感じですね

 

そうすると、給与テーブルが主査や主任の給与テーブルに代わり、一気にベースが跳ね上がります

そして次のような状況になります。

 

  • 毎月3万円の役職手当が別途支給。かつボーナスの6.9ヶ月分に反映(つまり年間18.9ヶ月分支給)。
  • 給与ベースがあがり、残業単価も上がる。月20時間残業すれば約80,000円(毎日18:00あがりの感覚)。
  • 扶養家族手当、住宅補助手当などの手当が積み上がり、毎月の額面は50万円を軽く超えてくる。
  • ボーナスは年に3回で合計250万円ほど(額面)。

 

結果として、この年代の平均的な年収は800万円程度。

忙しい部署なら、月40時間程度の残業が発生し、その場合は残業代だけで年間プラス100万円程度になります。

 

女性職員の例

ちなみに、この年代で昇格が遅れるパターンは、育児休職などで数年のブランクがある女性の場合がほとんど。

育休を上司に申請する女性大学職員の画像例えば、二児を出産することで育児休職を連続して取得すれば、6〜7年の空白期間ができるからですね。

その場合で、復職後、各種手当は最低限として、かつ短時間勤務(9:30〜16:30など)の制度なども利用するパターンで、年収はその年代での最低ラインとなり、大体700万円いくかいかないかくらいです。

 

なお、このあたりの年代までの年収情報なら、口コミサイトからもある程度入手できますね。

比較的情報が洗練されていたのは「転職会議」でした。量も圧倒的です。

検索欄に「大学」とだけ指定すれば1,400件近く出てきます。

無料の登録が面倒ですが、十分に対価は得られます。

 

40歳前半で管理職、年収1,000万円超

40代前半で、一部の職員は課長などの管理職になり始めます。

管理職になれば、給与テーブルも手当も数段上がります。

課長手当だけでも月額10万円超(もちろん年間で18.9ヶ月分支給)。

ただし、管理職に超過勤務手当(残業代)は支給されません。

そんな感じで、管理職1年目の額面は月額60万円ほど、ボーナス400万円ほどで、年収1,100万円程度です。

 

この年代の特徴

この年代になると、あからさまに仕事をしない職員がたくさん出てきます。

 

幸か不幸か、何も努力しなくても、完全に年功序列でここまで昇給してくるからですね

 

年功序列社会の大学職員の画像

特に頑張らなくてもこの先も機械的に昇給していくし、給与水準が下がることもあり得ません。

なので仕事に対して上昇志向や責任意識が薄れてくるのは人間心理として自然なことかもしれません。

そして、残りの普通な社会人感覚を持つ(まともな?)職員が、管理職に昇格するといった感じです。

 

40代後半以降の状況

大学職員の管理職の年収は1,300万円、のイメージ画像その後の職員キャリアは千差万別です。

最低ランクの管理職クラスのままキャリアを終えたとしても最終的な年収は1,300万円超といったところです。

大学職員の部長クラスの年収は2000万円、のイメージ画像50歳前後で部長クラスになると、ベース給与が上がることはもちろん、毎月の手当だけでプラス30万円前後、年収で2,000万円弱といったレベルになります。

事務総長や理事などになると、手当だけで毎月プラス90万円前後となり、社用車や秘書が付き、飲食経費なども使うことができるようになります。

 

ヒラ社員や係長どまりのケース

逆に、本当に上昇志向がない職員というのが全体の半分近く、もしかしたらそれ以上が大学職員には存在します。

実際の事務は、責任感や危機感を持つ優秀な派遣職員やアルバイトさんでほぼ処理できており、正規職員は終業時間ちょうどにさっさと先に帰ってしまっているケースなども普通にあります。

この手の職員でも、ただいるだけで年齢を重ねていくうちに給与テーブルの上限まで達するので、年収が1,000万円近くに達しているのが現実です。

 

転職者でも退職金は3,000万円〜4,000万円前後(役職による)

大学職員の管理職で定年退職した場合の退職金は大体3,500万円のイメージ画像退職金は、退職直近の役職や基本給がベースとなって算出されます。

転職者の場合は年齢給の部分だけが出遅れるため(勤続年数に比例する給与部分)、ややその点が不利。

その上で、転職者が中位レベルの管理職で定年退職した場合なら、退職金は大体3,500万円くらい。

部長クラスなら軽く4,000万円は超えてきます。

かつて、高卒で入社、47年間勤務し、最後は主査、といった男女夫婦職員のケースで、勤続年数が長いことなどによる計算式が有利に働いて、二人で8,000万円越えの事例もありました。

 

1年でも早く入職できると、生涯賃金がグッと変わってきます

 

定年は65歳

民間企業の場合は定年が60歳のところも多いですが、大学は定年が65歳であるケースも多いです。

理由は、元々は大学内の給与設計は、教員・研究者を主な対象として作られているからです。

研究活動というのは、一般的なサラリーマンと違って生涯現役に近い形で知的な労働対価を生み出せますね。

この背景で、同じ給与設計に乗っかってきた名残で、今でも職員の定年年齢が65歳のところが多いわけです。

60歳を超えても、好条件のまま5年間多く働けるということは、すなわち年収×5年分の収入が余分に得られることになりますね。

 

ヒラ職員でも、5年で総額5,000万円〜6,000万円が生涯賃金的に上乗せされてくる計算です

 

老後のことなどを真剣に考えている方などは、目先の待遇だけでなく定年年齢も加味して転職先の大学を検討することをおすすめします。

 

企業年金あり(年間200万円前後)

老後のことが気になる方は、大学の場合は独自年金を制度化しているところが多いのでおすすめです。

 

いわゆる確定給付型です

大学職員退職後の企業年金が充実しているイメージ画像

一定の条件(勤続20年以上など)を満たせば、あとは退職直近の役職や基本給与に応じた年金が支給。

多くは、退職してから亡くなるまでずっと勤務先から支給されます。

国民年金、厚生年金・私学年金に加えて、企業年金までもが受けられる人生設計ができますね。

金額的には、中位レベルの管理職で退職した場合で年間200万円前後が多いです。

 

仮に85歳まで受給したとすれば、200万円×20年で4,000万円が生涯賃金的に上乗せ支給される計算ですね

 

最後に

転職先を考えるにあたって、

  • 余暇
  • 安定
  • 軽ストレス
  • 高待遇

などを重視する方には、私立大学は有力な選択肢に入ってくるはず。

とはいえ、そもそも募集が少ないため、なかなか知る機会がなかった方も多いかもしれません。

 

転職先として私立大学職員をターゲットとして考え始めている方は、以下の記事が参考になると思います。

 

「【公開】大学職員のなり方【転職のための手順-10個の方法論】」への記事リンク画像

 

Contentsまとめ

  1. 20代で転職、初年度は年収600万円前後(諸手当込)
  2. 30歳半ばで年収700〜900万円(諸手当込)
  3. 40歳前半で管理職、年収1,000万円超
  4. 転職者でも退職金は3,000万円〜4,000万円前後(役職による)
  5. 定年は65歳
  6. 企業年金あり(年間200万円前後)

 

番外編

たまに世間で公表されている大学職員の年収ランキング、ありますよね。

Twitterで検索すると、マスコミ特集記事の抜粋箇所がたくさん出てきます。

これについて、私自身の源泉徴収票と比べた感想を公開します。

 

 

実際はもっと高いです。

 

 

公開情報の2割増しくらいで考えても大丈夫です。

40歳年収1,100万円と出ていれば、実際は1,300万円ほど。

理由は、基本給に加えて、数多くの手当が上乗せされているのが実際だから。

公務員や大手企業と同じカラクリです。







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