グラマーインユースの種類【英会話おすすめ参考書】「English Grammar in Use」

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グラマーインユースの種類【英語おすすめ参考書】「English Grammar in Use」

世界標準!の英会話の参考書「グラマーインユース」

今回は、参考書の「English Grammar in Use」を紹介します。

ケンブリッジ大学出版が出す「超」がつく鉄板の参考書ですね。

次のような方は、是非この記事を最後まで読み進めてみてください。

  • グラマーインユース?何?それ、と思った人
  • 王道・定番の参考書の存在を知らない人
  • 知っていたけどどの種類がいいのかモヤモヤしている人

これらに当てはまらない人でも、とりあえず知っておくだけで損はない有名参考書です。

早速みていきましょう!

 

グラマーインユースの種類

English Grammar in Useは、イギリス英語版とアメリカ英語版で種類が異なります。

イギリス英語版の種類

イギリス英語版の種類がこちらです。

  • 「Essential Grammar in Use(初級)」
  • 「English Grammar in Use(中級)」
  • 「Advanced Grammar in Use(上級)」

この3種類が基本。

ここから自分のレベルにあったものを選びます。

アメリカ英語版の種類

アメリカ英語版の場合は、初級と中級のみ。

  • 「Basic Grammar in Use(初級)」
  • 「Grammar in Use Intermediate(中級)」

アメリカ版では、初級版の名前が

Basic Grammar in Use」といったように微妙にネーミングが異なります。

最も普及しているのは「English Grammar in Use」

特に指定がない場合、グラマーインユースといえば、中級版の「English Grammar in Use」を指します。

中級版のレベル感はTOEIC L&Rで470〜730点向けというイメージです。

中学校レベルなら「Essential Grammar in Use」

初級版の「Essential Grammar in Use」は、中学校英語レベルでおすすめ。

アメリカ英語版では、初級版は「Basic Grammar in Use」とネーミングが変わります。

上級版はIELTS対策レベル

上級版の「Advanced Grammar in Use(上級)」はIELTS対策という感じです。

ケンブリッジのサイトでもそのように謳われています。

 


 

以上がグラマーインユースの概略でした。

続いては、この参考書のキモとなる「際立つ特徴」を紹介します。

 

グラマーインユースの特徴

1985年に出版されて以来、版を重ね今や第5版。

全世界で、超ロングセラーの世界的英文法の参考書です。

「Grammar=文法書」ではありますが、

日本の文法書の感覚とは全く違います。

受験文法書の枠は超えていて、英語力を総合的に身に付けるための教科書です。

英語による参考書

この参考書は、全て英語で書かれています。

つまり日本語での説明はなし。

理由は、全世界の学習者に向けた、万国共通の教科書だからです。

説明は極めてシンプル

とはいえ、中学校レベルの英語力があれば問題なくついていけるレベルです。

そして、説明が極めてシンプル。

例文や練習問題を通して、ポイントポイントで簡潔に英語で説明が入る感じです。

慣れた時点でレベルアップを実感する

最初は英語だけの参考書ということにハードルを感じるかもしれません。

ですが、

「数日我慢すればそのあとは全く苦にならない」

といった利用者の声が大半。

その時点で、今までと全く異なる、英語学習の新たなステージに入れたことを実感できると思います!

理由は「英語で英語を学ぶことが苦にならない」ステージに入れたからです。

ネイティブによる参考書

出てくる表現や例文は、「リアルに正しい」ものだけです。

それもそのはずで、ケンブリッジ大学が出版するネイティブの参考書。

逆に、日本国内の英会話参考書では、

「理屈上は正しい英語表現だけど、あんまりそういう言い方はしないかな」

といったケースがありますね。

日本語を学ぶ場合なら、

私はお箸で正しく食べることができます

「お箸が上手く使えるよ」が自然かな

といった感じで、よりネイティブに近い学習を目指している方には、間違いが起こり得ない品質です。

本質がわかる参考書

例えば、簡単な単語(getやhaveやputなど)に、簡単な前置詞(upやonやoffなど)が付いてくると、かえって難しく感じることがありませんか。

イディオムとして丸暗記するだけでは、この辺りのニュアンス的な表現を理解することに限界もあります。

その点、Grammar in Useはネイティブ説明なので、

日本語に無理に変換して説明をするわけではないので、英語のままダイレクトに理解できます。

本質的な理解ができると、会話でも読解でも瞬間的に使いまわせるようになります。

最初は退屈な参考書

一方で、難しい内容の参考書ではないので、やり始めの頃は退屈する人も多い参考書です。

ところがしばらくすると、不思議と

「この参考書正解かも」

と、思い始める参考書でもあります。

グラマーインユースを3回やった、とか、4回やった、といったレビューが多く、その領域にいけば、後は雪だるま式に学習が進みます。

どのページからでも始められる参考書

見開き2ページで一つのまとまりになっています。

そのどこからでも始められるような作りになっています。

1日の勉強の区切りがつけやすく、学習計画も建てやすいです。

勉強期間に空白の期間ができてしまったとしても、いつでも再開できます。

ボリュームが丁度いい参考書

全部で142の項目、合計400ページ弱。

これで、ほぼ全ての英語力のコアな部分を吸収できます。

「この学習方法で大丈夫なのかな、、」

といった不安感を持たなくていい参考書なので、

「この分量だけやり切ればいいんだ」

と迷いなく全精力をつぎ込める、絶妙な分量!

この世界標準の教材1冊をやり終えた後は、妙な自信も付き、何かに手が届いたような感覚を得られますよ!

アプリが付属

中級版には、公式アプリが用意されています。

書籍と同じユニットを、スマホで学習できます。

有料版で約¥2,000前後。

無料版もありますが、掲載内容が少ないので、無料版はあくまで体験版という位置付けです。

正直なところ、Grammar in Useはアプリで学習する類のものではないと思いますが、アプリとしての評価がそれほど低いわけでもないので、関心があれば一度入れてみてもいいかもしれません。

eBookも付属

下で紹介する書籍を買えば、同時に「eBook」でも、書籍版と同じ内容が見れるようになっています。

しかもeBookの方は音声付き。

アプリとは違い、初級・中級・上級全てに対応しています。

PC、スマホ、タブレットで見れますので、わざわざ有料のアプリを購入する必要はないかもしれません。

ただし、正直、登録が面倒だったりあまり使い勝手が良いとは言えません。

イギリス英語版とアメリカ英語版の違い

同じレベルの参考書が、イギリス英語版とアメリカ英語版に分かれて出版されています。

ですが、両者の内容にほとんど違いはありません。

基本的には文法書なので、そこに英国と米国での致命的な違いはないからです。

若干、単語表現で両者で違う点はありますが、この教材で得られる学習効果は文法のインプットではなくて、もっとコアな英語力の部分なので、あまり影響はないでしょう。

どちらを選んでもいいかと思いますが、迷ったらオリジナルのイギリス英語版を選択しておけばよいでしょう。

「with answer」と「without answer」の違い

グラマーインユースには、

with answer」バージョンと

without answer」バージョン

があります。

「with answer」版を選択

ここは問答無用で「with answer」版を選択してください。

問題演習の回答がない「without answer」版は、

英語の講師のため

のバージョンです。

全く同じ見た目で、定価が安く販売されています。

もちろん、世界中のレッスンで使われるテキストだからこそ、の事情です。

知らないと「without answer」版を購入してしまい、「全く役に立たないよ!!」と混乱する声が「かなり」あるので、十分注意してくださいね!

グラマーインユースまとめ

この「English Grammar in Use」をまるで英語学習のバイブルのように語っている方をちょくちょく見かけます。

例えば、TOEICで満点を取っている「Japan Times ST」の高橋編集長や、

留学経験なしでネイティブのように美しい英語を操るクリエイターのJunさんなど、

Grammar in Useのおかげで自分はここまで来れたよ、といった話を熱く語っていたりします。

関心のある方はこちら(YouTubeにリンクします) 高橋さんの語り Junさんの語り

Grammar in Useのように、世界標準の鉄板の参考書は、ぜひ一度は目を通しておくことをおすすめします!

全種類紹介【グラマーインユース】

種類や版が入り混じっていてややこしいので、間違えて買ってしまわないように、十分注意してくださいね。

イギリス英語版

情報はいずれも2023年9月現在のものです。

 

「Essential Grammar in Use」

初級!

こちらは「初級」「第4版(最新)」の「with answer」版です。

「第3版」や「without answer」版も、全く同じような見た目で流通しています。

間違えないように「第4版」の「with answer」版を選びましょう。

 

「English Grammar in Use」

中級!

こちらは、この記事でメインに紹介している「中級」版です。

上のリンク先のものは「第5版(最新)」の「with answer」版。

間違えないように、この「第4版」の「with answer」版を選びましょう。

 

「Advanced Grammar in Use」

上級!

こちらが「上級」版です。

上記リンク先のものは「第3版(最新)」の「with answer」版です。

 

アメリカ英語版

続いて、アメリカ英語版です。

 

「Basic Grammar in Use」

初級!

こちらは「第4版(最新)」の「with answer」版です。

特にこだわりがなければ、本家本元のイギリス英語版の方を選ぶのが無難です。

 

「Grammar in Use Inetmediate」

中級!

こちらは「中級」版の「with answer」版です。

同じく、こだわりがなければ、イギリス英語版の方を選びましょう。

 


 

以上です!

 

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