「d払いってAmazonで使えるんじゃなかったっけ?」
「設定画面に“NTTドコモ”ってあるし…」
「AIに聞いたら“登録すれば使える”って言われた」
実はこのモヤモヤ、d払い・dポイント・ドコモ決済の仕組みが交錯していることが原因です。
この記事では、
- 「d払いはAmazonで使える」と誤解される理由
- Amazonで何が使えて、何が使えないのか
- どう使うのが正解なのか
を、仕組みベースでスッキリ整理します!
早速いきましょう!
※図解1枚の全体像で、後半にまとめています
多くの人が混乱する3つの「ドコモ決済」
まず最初に、混乱の原因になっている
3つの“似ているけど別物”を整理しましょう。
① d払い(QRコード決済)
「d払い」は、ドコモが提供するスマホ決済サービスです。
- コンビニ
- スーパー
- 飲食店
など、実店舗でQRコードを使って支払うのが基本。
👉 なので、基本、Amazonでは使えません!
AmazonはQRコード決済に対応していないため、「d払い」アプリを使う場面がそもそも存在しないからです。
② dポイント(共通ポイント)
「dポイント」は、ドコモが提供する共通ポイントサービスです。
ここが重要!
👉 2024年4月10日から、Amazonで直接使えるようになりました!
- ドコモ回線の契約は不要
- dアカウントとAmazonアカウントを連携するだけ
- 1ポイント=1円で利用可能
この仕様変更が、「d払いも使えるようになったのでは?」という誤解を生む一因です。
③ 携帯決済(NTTドコモ)
Amazonの支払い方法に表示される「携帯決済:NTTドコモ」。
ここが、最大の混乱ポイントです。
これは、
- 基本的にd払いではありません
- dポイント利用でもありません
👉ドコモの「電話料金合算払い」です!
Amazonで買った金額が、毎月の携帯電話料金と一緒に請求される仕組みです。
それでも携帯決済でd払いが使える、という混乱
ところが実は、docomo回線ユーザーであれば、この「携帯決済:NTTドコモ」」で買物すると、結果としてd払いと同じになる、というややこしい話に展開します。
この点の深掘りは、「docomo回線ユーザー」の方に限定されるので、詳しくはこちらで解説します。
Amazonの支払い画面が誤解を生む理由
では、なぜここまで誤解が生まれるのでしょうか。
「携帯決済:NTTドコモ」という表記の罠
Amazonの支払い設定画面を見ると、
- クレジットカード
- Amazonギフト券
- 携帯決済(NTTドコモ)
と表示されます。
ここで多くの人がこう考えます。
NTTドコモってことは、d払いのこと?
しかし実際は、
- d払いアプリは使われない
- QRコードも表示されない
- d払い残高も全く関係ない
👉 名前が似ているだけで、仕組みは完全に別物です!
※この辺から、ちょっと紛らわしくなってきたかもですが、何回か読み直せばわかると思います!ドンドン進みます!
なぜAmazonは「d払い」と書かないのか
理由はシンプルです。
- AmazonはQRコード決済に非対応だから
他のQRコード決済、例えばPayPayや楽天ペイも使えないのと同じです。
そのため、Amazon側では「d払い」という選択肢自体が存在しません。
AIやネット記事が間違えやすい理由
実は、AIやまとめ記事で「Amazonでd払いが使える」と書かれているケースを実際に見かけます。
これは主に、
といった理由が重なっています。
👉 AIでも詰め切れず、若干誤った判断をしてしまう程ややこしい!
【結論】Amazonでできること・できないことを一発整理
ここまでの内容を、シンプルにまとめます!
| やりたいこと | 可否 |
|---|---|
| d払いでAmazonの支払い | ❌ できない |
| dポイントを使って支払う | ◎ できる |
| ドコモ料金と合算して支払う | △ 条件付きで可能 |

じゃあ結局、どう使うのが正解?
目的別に、最適な使い方はこうなります!
期限が近いdポイントを消費したい
→ dポイントをAmazonと連携して直接利用!
dポイントをお得に使いたい・増やしたい
→ dカード プリペイドを使った裏ワザあり!
とにかく手間をかけたくない
→ dポイント連携だけでOK!
まとめ:3つを正しく切り分ける
「最近、dポイント連携ができるようになったんだから、d払いはAmazonで使えると思ってた」
それは、普段、ドコモ経済圏なら、以下の3つが当然のように連携しているから自然と生まれる誤解です!
- d払い(QRコード払いという仕組み)
- dポイント(保有しているポイント)
- 携帯決済(NTTドコモの通信費用)
しかし、ドコモ経済圏をAmazonとの関係で見る時は、この3つを正しく切り分けて「できる」「できない」を理解しましょう!
以上です!
この記事があなたのモヤモヤをスッキリ解消できていれば幸いです。



