今回の記事は、小説「侠飯」（福澤徹三）について！
「侠飯」、めちゃくちゃ面白いですよ！全力でプロモーションしてみます！
「侠飯」ってどんな小説？
「侠飯」は、「ミステリー」と「食」を掛け合わせた小説です！
ミステリー×食
ミステリーといっても、割とユル目で、誰でも馴染めるソフトボイルド路線！
「侠飯」はエンタメミステリー
イメージとしては、古畑任三郎シリーズのような感じでしょうか。
誰が読んでも楽しめる、万人向けにチューニングされた謎解きドラマといった感じです！
どのシリーズ※も最後に必ず、
「うえぇ〜！」
「な、なんと！」
「そうだったのか〜！」
と、スカッとするタネ明かしとともに終わってくれる、エンタメ色が強いミステリー小説です。
スカッと終わるミステリー
※「侠飯3」「侠飯8」のように、シリーズ化されています。
「侠飯」はミステリー以上に「食」
そんな、お茶の間ミステリーな「侠飯」。
ですが、この小説には、めちゃくちゃトンガッた特徴があります。
そう、それが「食！」
食ネタ！
「食ネタ」が、強烈な演出によって、本編のドセンターに入ってくる点が最大の特徴なんです！
「主人公」が料理オタク
あくまで、物語は物語としてドンドン進み、謎めいたストーリーがグイグイと深まっていきます。
そんな中、料理オタクの主人公が、要所要所で、
「メシにするか」
と、フイっと場面展開。
「食」の描写
一章に必ず1シーン、メシのあれこれが描かれるシーンがガッツリと展開されます。
その料理の絶品ぶりが、あり得ないほど魅惑的に描かれます！
この「メシにするか」のシーン、読み進めてるうちに、
「きたぁ！！メシシーン！！」
と、スッゴイ楽しみになってくるんです！
「グルメ」というよりは「ご飯」的なメニューが中心。「レストラン」というより、もっと大衆的な「居酒屋」や「ビストロ」的なメニューが多く登場します。
「レシピ」が具体的に語られる
スッゴイ楽しみになってくる理由の一つに、料理の絶品ぶりが、ガチの垂涎三尺に描写された後、
必ずレシピもタネ明かしされること！
「垂涎三尺」って？〈👉Tap〉
「スイゼンサンジャク」＝めちゃくちゃ美味しそうなこと！
細か〜く、具体的に、そして何より「分かりやすく」調理法が語られます！
「料理の基礎知識」が語られる
しかも、料理全般における、
などの情報が満載！
例えば、切り方、焼き方、茹で方、保存法などが料理にどう影響するのか。
料理の常識が、方程式のごとくロジカルに語られます！
「料理のジャンル」が幅広い
さらに、料理のジャンルがワールドワイド！
和・洋・中・韓・東南アジア・エスニックと飽きさせません！
単にジャンルだけに留まらず、二日酔いになる科学的な原因と、それに化学的に効くレシピとかまでも！
認知症や寝たきりの老人がいないある国で常用される、●を使った長寿効果レシピとかも！
「料理のへぇ」が盛り沢山
その他、料理に関する「ヘェ〜、ヘェ～そーなんだ！」という描写も全開です！
例えば、こんな感じ。
マグロの赤身には赤ワインが合うぜ。ふたつの相性がいい理由が分かるか？
とか、
「和牛」と「国産牛」の違いが分かってるか？国産の表示に騙されんなよ。
とか、
オクラや納豆が美容とダイエットに効く理由を教えてやろう。
などなど、「へぇぇ〜」と言わせるネタが連続します！
「食」についての情報が満載
食に関する話題は尽きません！
卵は完全食品の一つだ。●スコアが100で完璧だからな。
とか、
豚の「小間切れ」と「切り落とし」は●が違う。買うなら切り落としにしろ。
とか、
バターを使うなら発酵バターにしろ。ただのバターとは●が全然違う。
周りくどくなく結論からスパッと語られるので、溢れ出る情報を気持ちいいリズムで楽しめます！
「食文化」を吸収できる
各メニューの歴史や文化、お国事情なども読みどころ！
オーストラリアやニュージーランドのソウルフードが発酵食品なのは知ってるか。
とか、
暑い国では激辛料理がポピュラーな理由が分かるか。実は●だから体温が下がる。
とか、
韓国のキムチは日本産と違ってちゃんとした発酵食品だ。だから●が全然違う。
ちょっとした雑学が積み上がって、明日誰かに話したくなるネタばかり！
「侠飯」タイトルの由来
ところで、この作品のタイトル「侠飯」って、一見、なんだか変なタイトルですね。
でもここは文字通り。そして想像通り。
この作品タイトル、本作のテーマを直球で表現しています。
「侠飯」の主人公
つまり、このシリーズの主人公は、
といったキャラ設定から、「侠飯」というタイトルになっているんです。
もちろん、この任侠な主人公が中心となって料理を語りまくります。
「任侠」って、アウトレイジ映画？
「任侠」などと言われると、一見、極道ものの印象を持たれるかもしれません。
ところが実は全く逆！
ここはネタバレになるので詳しくは伏せますが、小指の先が無くても、頬に傷跡があっても、主人公は問答無用でヒーロー的な立ち位置のキャラクター設定！
しかも、いちいち歯が浮くような人生哲学みたいなのを多く語るので、それが「恥ずいけどカッコいいかも」と聞き入ってしまう主人公のキャラです。
「侠飯」の評価
さてさて、「侠飯」は、基本ミステリー小説です。
と同時に、料理を「化学」「文化」「人間の営み」といった切り口で紹介していて、料理もまたメインテーマ。
ミステリー×食
要するに、ちょっと今までにない構成の小説でしょう。
その分、読む前は、この奇妙なバランスを理解しにくいかもしれません。
ところが、Amazonオーディブルでの総合評価は「4.8！」
オーディブルでの評価「4.8」は、お世辞抜きにトップ集団のランクです！
しかも、どのシリーズも漏れなく高評価！
当編集部の独自ランキングでもこのとおり！
作品数が12万冊以上ある中でこれ！
この高評価が、ミステリーと食の「マッチング成立！」を証明していると言っていいでしょう！
「侠飯」にハマりそうな人
ここまで、「侠飯」が気になってきた人にあと一押し！
この物語にハマりそうな人へのキーワードは以下のとおりです！
いかがでしょう！ちょっと興味が出てきませんか？
ミステリーなのにこんな目次！〈👉Tap〉
さて、
この小説は「オーディブル」で読む（聴く）のがおすすめです！
「侠飯」の読み方
本記事は、Amazonの オーディブルで読んだ（聴いた）作品としてレビューしています！
「侠飯」を「 オーディブル」で読む場合は以下の通り！
「侠飯」と「オーディブル」
- 「侠飯」の概要
- オーディブルって何？
| 価格 | 無料（課金なし） |
| 再生時間 | 5時間15分 |
| 総合評価 |
「侠飯」は1日で読める
再生速度は、1.5倍速くらいがちょうどいい感じ。
オーディブルなら隙間時間だけで、1日あれば読み（聴き）切れます。
聴き始めると止まらなくなるオーディブル！
読書量が激増し、知的インプットがどんどん積み上がりますよ！
「聴く読書」の Audibleは、
動きながら読書可能で
両手がフリーのまま
目も空いている
といった点がメリットです。
ポイントは「〜しながら読書」ができる、という点！
例えば「運転しながら」とか「料理しながら」とか「通学中に」などなど「気軽に」そして「劇的に」読書量を増やせる点が最大の魅力です！
「侠飯」の無料サンプル！
無料サンプルを「聴いてみたい」人はこちら！「侠飯」
以下のようにたくさんシリーズが出てますが、順番に読む必要はありません！
それぞれ完全に独立しているので、何番のシリーズから読み始めてもOKですよ！
以上です！
さぁ、読書するならオーディブル！
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ポイントは「〜しながら読書」ができる、という点！
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